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補聴器の上手なつけ方

補聴器を初めて使用する方の中には、補聴器をなかなか上手くつけられないという方もいらっしゃるでしょう。補聴器がきちんと耳の穴に装着されていないと、補聴器を落としてしまったり、ハウリングが起こったりすることがあります。ここでは、補聴器のつけ方についてご説明します。補聴器は、形によってつけ方が異なります。まずは、ご使用の補聴器はどの種類かをご確認ください。

補聴器の効果を最大限引き出すためには、まずは補聴器を正しく装用することが大切です。

イヤフォン型補聴器

Signia Activeはイヤフォン型補聴器です。大き目の本体の先に柔らかい素材の耳栓が付いています。補聴器を使用する前に、自分の耳あなに合わせたサイズの耳栓を選んでください(補聴器販売店のスタッフの方が選択してくれます)。 耳に入れる前に、右耳用・左耳用を確認してください。補聴器の形、音の設定が違うためです。

Signia Activeの詳細はこちら

指で大きい丸い部分を持ち、"L"の形になるように耳栓を下にして耳に入れ、その後少し後ろに回しながら耳に収めてください。 取り出す際、耳の後ろを押すと補聴器が耳から浮きますので、かんたんに耳から取り出すことができます。
Signia Activeの装用方法についての動画
Signia Activeの取り出し方法についての動画

耳かけ型・RIC型補聴器

耳かけ型・RIC型補聴器は、本体を耳の後ろにかけ、細い線やチューブで耳の中に音を届けるものです。

こちらも左右を間違えないように装用してください。間違えてしまうと上手くはまらないだけではなく、耳から外れやすくなり紛失の危険も増してしまいます。

また、人間の耳あなは、まっすぐではなく曲がっています(個人差があります)。耳栓を単に耳穴に入れるだけでは抜けてきてしまうことがありますので、指の先でしっかりと奥まで入れてください。

 

 

最近はマスクを着けながら補聴器を使用することも増えてきましたね。耳かけ型補聴器はマスクを外す時に一緒に外れてしまうこともありますので、十分に注意してください。

耳かけ型補聴器を着けながらマスクを外す時は、マスクの紐の上の部分を持ち、紐を上に向けて持ち上げるようにしながら外すと安心です。

RIC型補聴器の装用方法動画はこちら
耳かけ型補聴器の装用方法動画はこちら

耳あな型補聴器

耳あな型補聴器の場合は、左右を間違えないようにするのはもちろん、上下も間違えないようにしましょう。取り出しコードがある場合は、コードが付いている方が下、と覚えると良いでしょう。オーダーメイド補聴器の場合は、耳にピッタリ沿うまでしっかり奥に入れます。耳たぶを後ろに引っ張りながら入れると上手く入ります。

取り外す時は、取り出しコードを引っ張ったり、補聴器の上下を持って取り出したりしてください。補聴器を取り出したはずみで落としてしまわないようにご注意ください。

ここでご説明したのは一例で、補聴器の形や耳の形によって、着け外しのコツは様々です。補聴器をなかなか上手くつけられない場合、購入した販売店にご相談することをお勧めします。販売店ではつけ方のアドバイスだけではなく、耳せんの大きさが合っているか、音の調整が適切かなども確認してくれます。定期的に補聴器販売店に行き、チェックしてもらうことをお勧めします。

また、シグニア補聴器のサイトでは、補聴器の取り扱い方に関する動画も公開していますので、ぜひご確認ください。

耳あな型のつけ方動画はこちら

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